2018年08月14日
『あなたが気づかないだけで 神様もゲイも いつもあなたのそばにいる』
『あなたが気づかないだけで
神様もゲイも
いつもあなたのそばにいる』平良愛香

平良愛香さんは
「日本のキリスト教会において、男性同性愛者であることをカミングアウトしたうえで、初めて牧師として正式に任用された。」Wikipediaより
同性愛当事者で、しかも牧師!ってとこに興味があってね。
すぐに読みたい!と思ったので、浦添市立図書館に行ったら、ありました!
しかし、2階の沖縄学研究室。なぜ?
1階の一般室に置いてください!
週末に読んだのだけど、「キリスト教」についてもやもやしていたことがすっきりしました!
「もしキリスト教が『人よりも神を重んじる宗教』であり、『自分の考え以外を否定する宗教』となってしまうならば、そこにとどまりたいとは僕は思いません。
それでも僕がキリスト教の牧師としてとどまっているのは、『神が人を愛している』という大前提に希望を持っているからです。」
「同性愛者の僕が神に愛されているように、みなさんも神に愛されている、それを伝えたいと思うのです。」
そして、
明るくてとても自由なお母さまのエピソードが素晴らしい!
今日は食べられる葉っぱを探しに行きましょう!
と、こどもたちと採った葉っぱを天ぷらにして食べるのですが、平良さんは葉っぱ探しに出かけることをピクニックのように感じて、楽しい家だなぁと思っていた。大人になって「あの日は食べるものがなかったのよ」と言われて本当に驚いた、とか。
お母さまの教育方針は「自分らしく生きる」。
『神様はあなたをあなたとして造ったのだから、精一杯あなたらしく生きていなさい』
『世界中の人が敵になったとしても、イエス様だけはあなたの味方だから、それは忘れてはいけない』
『自分らしくあるのであれば、人と違うのはかっこいいことなんだよ』
スカートを履いてみたい、と息子から相談されて、「うちは男の子ばかりだからあなたに合う大きさのスカートがない。だから縫いましょう」と、一緒に生地を選んで弟の分もスカートを縫ってくれたり。
同性愛に否定的な環境でも、「神に愛されている」証しを探し続けられたのは、お母さまの影響が大きかったのでは、と思いました。
しかもこのお母さま、息子がゲイだとカミングアウトした時のお話しも感動的で。
直後は戸惑いがあったものの、そのあと『私の自慢の息子はゲイです』と書いたTシャツを作って着ていたそうです!ステキ❣️
セクシャルマイノリティーについてもわかりやすく説明されていて、とても読みやすかったし、気づかずに差別的な言葉や行動をしているかもしれないけど、お互いを本当に尊重するなら、言われたりされたりしたら「嫌だ」と言う。そして、どうしたらいいか、一緒に考えて軌道修正していく。
そんなことが、当たり前になったらいいなぁ、と改めて思った一冊でした。

みんな、神様に愛されてるよ!
「愛されてる証し」、たくさん見せてくださいって、お祈りしよう
神様もゲイも
いつもあなたのそばにいる』平良愛香

平良愛香さんは
「日本のキリスト教会において、男性同性愛者であることをカミングアウトしたうえで、初めて牧師として正式に任用された。」Wikipediaより
同性愛当事者で、しかも牧師!ってとこに興味があってね。
すぐに読みたい!と思ったので、浦添市立図書館に行ったら、ありました!
しかし、2階の沖縄学研究室。なぜ?
1階の一般室に置いてください!
週末に読んだのだけど、「キリスト教」についてもやもやしていたことがすっきりしました!
「もしキリスト教が『人よりも神を重んじる宗教』であり、『自分の考え以外を否定する宗教』となってしまうならば、そこにとどまりたいとは僕は思いません。
それでも僕がキリスト教の牧師としてとどまっているのは、『神が人を愛している』という大前提に希望を持っているからです。」
「同性愛者の僕が神に愛されているように、みなさんも神に愛されている、それを伝えたいと思うのです。」
そして、
明るくてとても自由なお母さまのエピソードが素晴らしい!
今日は食べられる葉っぱを探しに行きましょう!
と、こどもたちと採った葉っぱを天ぷらにして食べるのですが、平良さんは葉っぱ探しに出かけることをピクニックのように感じて、楽しい家だなぁと思っていた。大人になって「あの日は食べるものがなかったのよ」と言われて本当に驚いた、とか。
お母さまの教育方針は「自分らしく生きる」。
『神様はあなたをあなたとして造ったのだから、精一杯あなたらしく生きていなさい』
『世界中の人が敵になったとしても、イエス様だけはあなたの味方だから、それは忘れてはいけない』
『自分らしくあるのであれば、人と違うのはかっこいいことなんだよ』
スカートを履いてみたい、と息子から相談されて、「うちは男の子ばかりだからあなたに合う大きさのスカートがない。だから縫いましょう」と、一緒に生地を選んで弟の分もスカートを縫ってくれたり。
同性愛に否定的な環境でも、「神に愛されている」証しを探し続けられたのは、お母さまの影響が大きかったのでは、と思いました。
しかもこのお母さま、息子がゲイだとカミングアウトした時のお話しも感動的で。
直後は戸惑いがあったものの、そのあと『私の自慢の息子はゲイです』と書いたTシャツを作って着ていたそうです!ステキ❣️
セクシャルマイノリティーについてもわかりやすく説明されていて、とても読みやすかったし、気づかずに差別的な言葉や行動をしているかもしれないけど、お互いを本当に尊重するなら、言われたりされたりしたら「嫌だ」と言う。そして、どうしたらいいか、一緒に考えて軌道修正していく。
そんなことが、当たり前になったらいいなぁ、と改めて思った一冊でした。

みんな、神様に愛されてるよ!
「愛されてる証し」、たくさん見せてくださいって、お祈りしよう
Posted by deviri at 02:18│Comments(0)
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